宮崎県は、川南町の30代女性が自宅で家族がさばいたフグを食べて食中毒となり、入院したと発表しました。

県によりますと、女性は、今月19日午後7時半ごろ、家族がさばいたフグの肝臓を食べ、その後、両手のしびれを訴えたため、宮崎市内の病院に運ばれました。

フグは家族が釣ってきたもので、さばいた家族や女性は「フグ処理師」の資格を持っていませんでした。

女性は快方に向かっているということです。

県内では、フグ毒による食中毒が過去20年で6件発生していて、1人が死亡しています。

県は、釣ったフグは、「持ち帰らない」「家庭で調理しない」「人にあげない」を徹底してほしいと呼びかけています。