12月20日、京都府精華町の踏切で特急列車と衝突した軽乗用車が炎上し、運転していた人が死亡した事故で、亡くなったのは67歳の男性であることがわかりました。

 20日午前11時すぎ、京都府精華町にある近鉄京都線・新祝園駅近くの踏切で、軽乗用車と橿原神宮前行きの特急列車が衝突しました。

 警察によりますと、車は200m近く特急に押されて炎上し、火は約3時間で消し止められましたが、軽乗用車を運転していた人の死亡が確認されました。

 警察によりますと、死亡したのは精華町に住む67歳の会社役員の男性だということです。

 男性が運転する軽乗用車は、特急と衝突する直前、遮断機の下りた踏切の前で止まっていた別の軽乗用車に追突する事故を起こしていましたが、この別の軽乗用車は踏切の外に出ていたということです。