気象庁は来年1月から3月の天候の見通しを発表し、「太平洋側では乾燥しやすい。林野火災が多く発生する季節なので、火の取り扱いに注意してほしい」と呼びかけました。
きょう発表された3か月予報によりますと、来年1月、2月の平均気温は全国的にほぼ平年並みとなる予想ですが、一時的に強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪になる可能性があるということです。
3月になると、北⽇本を中⼼に冬型の気圧配置が⻑続きせず、寒気の影響を受けにくい見込みで、▼北日本は平年より高く、▼東日本は平年並みか高くなる予想となっています。
また、3か月を通した降水量は、▼東日本・西日本の太平洋側と沖縄・奄美は平年より少なく、▼西日本の日本海側は平年並みか少なくなる予想だということです。
気象庁の担当者は、特に太平洋側について「この時期は通常でも乾燥が進む季節であり、今回さらに雨が少ない傾向が予想されている地域もある。去年は冬から春にかけて各地で林野火災などが多く発生しているので、火の取り扱いに注意をしてほしい」と呼びかけています。
気象庁は元日から、30年に1度レベルの記録的な雨の少なさになり、林野火災の危険性が高まった場合には、気象情報を通じて注意喚起を行い、場合によっては記者会見を開いて呼びかけることにしています。
気象庁の担当者は、「雨が少ない状況だという情報を得たら、さらに一層、火災への警戒を高めてほしい」と呼びかけています。
注目の記事
国立大学准教授の「二つの顔」違法風俗店の経営に関与 不倫相手の女性を “しもべ” 扱い「奴隷契約」か 富山

新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは









