支援が届きにくいアマゾン川沿いの住民に、一足早いクリスマスの贈り物が届きました。
アマゾン川を進む一隻の船。その先頭で、サンタクロースが大きく手を振っています。
ブラジル北西部のアマゾナス州で20日、サンタクロースに扮したボランティアが、船で川沿いのコミュニティを訪問し、多くの子どもたちにプレゼントを手渡しました。
この地域はアマゾン川の氾濫原に位置し、交通や医療、教育の環境が整っていないことから、継続的な支援活動が続けられています。サンタクロースの訪問は1998年から毎年続く恒例行事で、今年もプレゼント配布のほか、家族写真の撮影やクリスマスキャロルの合唱が行われました。
1歳の娘を連れた母親は、「娘が初めてプレゼントをもらいとても嬉しいです。これからも続いてほしい」と笑顔で語りました。
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