若者を中心に人気を集めている自主制作の本「ZINE」を販売するイベントが、21日仙台市内で開かれました。

JR仙台駅西口の複合ビル・アエルで開かれたのは、ZINEを販売するイベント「BOOK TURN SENDAI」です。このイベントには、北海道から九州まで全国各地から本の作り手や書店などおよそ130組が出展しました。

「ZINE」は自主制作の小冊子で、テーマは作者の個性や思いが込められていて、食や旅行から日記風の作品まで様々です。出展した人はこだわって形にした「ZINE」を中心に販売し、訪れた人と会話をしながら自身が手がけた本の魅力を伝えていました。

主催者・藤本智士さん:
「僕自身20年くらい編集者という仕事をしてきたので、みんなもっと本作ったらいいのにな、本作りって楽しいんだけどな、という読む以外の作ることの楽しさを伝えたい」

「ZINE」の語源は雑誌を意味する「MAGAZINE」が由来と言われていて、いま若者を中心に人気を集めています。