巨人からポスティング制度でMLB移籍を目指していた岡本和真(29)がブルージェイズとの契約に合意したと、5日、球団SNSが発表した。巨人の野手としては2002年の松井秀喜氏以来のメジャーリーガーとなった。
ポスティングの交渉期限が日本時間の1月5日午前7時に迫っていた中、4日に米メディアが契約合意のニュースを報じ、球団公式Xでも岡本の話題には触れずも、「こんにちは」と日本語の投稿、さらに5日には「契約合意しました」とブルージェイズのユニホーム姿を載せて、日本語で投稿した。4年契約、総額6000万ドル(約94億円)となった。
岡本は巨人で11年プレーし、18年から23年まで6年連続30本をマーク。本塁打王も3度獲得(20年、21年、23年)、打点王も2度(20年、21年)、2年連続で2冠王に輝いた。
今季はシーズン中に左肘のじん帯損傷で約3か月離脱。69試合で打率.327、15本塁打、49打点で終え、通算本塁打は248に到達した。2023年ワールドベースボールクラシック(WBC)では7試合に出場、18打数6安打で打率は.333、2本塁打、7打点と国際試合でも安定した成績を残している。
ブルージェイズはア・リーグ東地区、名門ヤンキースと同じ地区。25年シーズンはヤンキースと激戦を繰り広げて、同率の94勝68敗で並んだが、直接対決で勝ち越していたために10年ぶりのリーグ優勝、そこからワールドシリーズまで進出、32年ぶりの世界一を目指したが、最終戦でドジャースに敗れ、悲願達成とはならなかった。
25年シーズンは遊撃手で打率.311、18本塁打、94打点とチームの中心選手だったB.ビシェット(27)がFAで去就が決まっていない。1塁手にV.ゲレーロJr(26)が固定されているが、3塁手はユーティリティプレーヤーのA.バーガー(26)、A.クレメント(29)などを起用していたが、遊撃手が空いた場合を考えて岡本獲得となった可能性もある。
野手で活躍し、25年にメジャー殿堂入りを果たしたイチロー氏は「DHじゃなくて、野手として毎日見られる。やっぱり守備も見たい。すごく楽しみにしてます」と日本人野手の誕生を楽しみにしていた。岡本もインタビューで「活躍することを本当に目指して。内野手は厳しいとよく言われるので、そういうのをしっかり受け止めながら、勝負しにいきたい」と話していた。
日本選手ではマイケル中村(04年)、大家友和(07年)、五十嵐亮太(12年)、川﨑宗則(13年~15年)、青木宣親(17年)、山口俊(20年)、菊池雄星(22年~24年)、加藤豪将(22年)が所属、岡本で9人目となる。25年シーズンは球団のフロントに加藤豪将氏、管理栄養士として讃井友香さんが所属していた。
2026年シーズンは4月5日~7日(日本時間)に本拠地でドジャースと対戦、25年シーズンのワールドシリーズ再戦、そして、大谷翔平(31)、山本由伸(27)、佐々木朗希(24)の3人との対戦の可能性もある。














