今年も年末年始に牛乳が余ってしまう可能性があるそうです。簡単でおいしい牛乳活用レシピを調べました。
■牛乳料理「そ」って何?
齋藤慎太郎キャスター:
まず、牛のエサ代が高騰していることによって、乳業各社は11月一斉値上げを行いました。さらにこれから、学校の冬休みが始まって給食がなくなりますので、牛乳の消費が減少するということで、牛乳が余る可能性があるということです。
乳業大手の明治では、スポーツジムで低脂肪乳の無料配布を12月15日から12月23日まで行うということです。

井上貴博キャスター:
春休みも同じような牛乳余りがあって、乗り越えましたから。同じようにできるんじゃないかと思いますけどね。
森永卓郎さん:
余ってるんだったら、バターかチーズにして、今の時期だったら、ふるさと納税の返礼品でバンバン配っちゃえば何とかなると思うんですけどね。
齋藤慎太郎キャスター:
実は、バターなどにもしている中で、まだ余ってしまっています。もう牛乳を買って飲むだけじゃなくて、どうしたら美味しくできるか、どのように多く消費していくか、調べました。
(1)蘇
「そ」と読みます。奈良・平安時代に貴族が食べていた乳製品とされています。当時の詳しい食べ方は不明ですが、作り方はとっても簡単。材料は牛乳のみ。煮詰めて冷やすと、ペースト状になります。これをまとめて固めると「蘇」になるというわけなんです。
実際に、農林水産省の担当者の方が食べてみたところ、「ちょっと香ばしくてほのかな甘みがある」と。番組スタッフは、「しっとりとしたクッキーみたいで甘い」と話していました。

ホラン千秋キャスター:
水分の部分が飛んで、脂質とかが残るから甘く感じるってことですかね?
齋藤慎太郎キャスター:
まさにそうだと思います。