俳優・ムロツヨシさんと佐藤二朗さんがダブル主演を務める映画『新解釈・幕末伝』の初日舞台挨拶が行われ、ムロさんと佐藤さんをはじめ、山田孝之さん、広瀬アリスさん、福田雄一監督が登壇しました。
坂本龍馬を演じたムロさんは、“悲劇より喜劇が勝つことを信じたい。争いなく時代が動いたことを皆さんに知ってもらう時に、喜劇がもしかしたら動かした可能性、希望を皆さんと一緒に、映画を通して共有できたのではないかなと思います。「喜劇役者」と名乗っていきたい”と、初日を迎えた思いを語りました。
西郷隆盛を演じた佐藤さんは、“ムロさんがこの映画の言い出しっぺ。コロナ禍に「やるべきリスト」を作った。日々(やりたいことを)考えているし、売れてない時から、考えて、それを実現する行動力、実現力がある。そこがムロさんの一番すごいところ”と、旧知の仲のムロさんへ、リスペクトを語りました。
福田監督は、“福田組の2人が主役の映画は、17年間の悲願なので、感無量です。(山田さんと)3人が揃った舞台挨拶は『大洗にも星はふるなり』(2009年公開)以来なので”と感慨深げに語ると、福田組初参加の広瀬さんが“気まずい気まずい気まずい!”と横入りして、会場は爆笑。
桂小五郎役の山田さんは、MCから今年の漢字を聞かれると、「厄」と回答。“初日のおめでたい日に!?”と総ツッコミを受けていましたが、“42歳で本厄だったんです。最後、こういう笑いの作品でワッと終われて、嬉しいということ。何もネガティブな意味じゃない”と前向きに締めくくり、観客からは拍手が起こりました。
【担当:芸能情報ステーション】














