日銀の利上げなどを受け、長期金利が一時2.02%まで上昇しました。およそ26年4か月ぶりの水準です。

きょうの債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時2.02%まで上昇しました。1999年8月以来、およそ26年4か月ぶりの水準となっています。

日本銀行は、きょうまで開いた金融政策決定会合で追加の利上げを決定し、政策金利を0.75%に引き上げると発表しました。

利上げは今年1月以来、7会合ぶりで0.75%の政策金利は1995年以来30年ぶりの高い水準です。

これを受け、国債が売られて、利回りが上昇している形です。

また、高市政権の財政拡張的な経済政策への懸念が依然として根強いことも利回り上昇の要因となっています。