19日未明、北海道後志地方の仁木町役場に、爆破予告のメールが届いていたことが分かりました。同様のメールは北海道内69市町村に送られているということです。

仁木町役場によりますと、19日午前0時38分ごろ、役場に「自治体の小学校や保育園を襲撃し、児童を誘拐する。すでに爆弾を設置しており、19日午後2時から午後7時までに爆破する予定だ」などと書かれたメールが届きました。

メールには「解決策は237万円分の暗号通貨を送金することだ。暗蛇連合」と書かれていました。

役場で庁舎内を確認した結果、異常は見つかりませんでしたが、警察と情報共有し、町内の小学校の児童や保育園の乳幼児を午後2時までに帰宅させる措置を取りました。

道の危機管理対策課によりますと、同様のメールは、岩内町など北海道内69市町村に送られていて、警察や関係機関が対応にあたっています。

今のところ、被害の報告は入っていないということです。