拘束されたカリーム・エルさんは、軍人ではありません。そのため軍の治安に関わる憲兵隊からの要求に答える義務はないと考えています。
「軍人のような見た目」で勘違い 暴行の背景か
カリーム・エルさん:
「私は軍人ではないため、身分証を提示する必要はないと伝えました。するとその直後、私は地面に倒され、暴行を受けました。あの対応は、この通り(ゲート通り)で米国人で、僕みたいな見た目なら、軍人である可能性が高いからかもしれない」
「しかし残念ながら、今回はそうではなかった。そして、軍人であるように見えるが実際にはそうではない他の個人が現れる可能性がある場合に備え、こうした規制を検討することが非常に重要だと考える」
日弁連で基地問題の調査研究部会委員を務める高木弁護士によると、憲兵隊が基地の外で民間人を拘束することは、米軍の秩序維持に関する場合など、例外的なケースに限られているといいます。














