新潟県佐渡市の小木地域の観光資源にもなっている『たらい舟』。
その手作りの製作現場を、小学生が見学しました。
市立小木小学校の3年生はこれまでに、総合学習の一環として『たらい舟』の操縦体験も行うなどして、『地域の伝統文化』を学んでいます。

「単なる竹と板だけの、本当にシンプルな乗り物です」
もともと、漁師がサザエやアワビなどを採るために使われていた『たらい舟』は、今でも手作りで製作しています。
たらい舟を作っている金子啓次さんの作業を見ているばかりではなく、タガをはめる作業を実際に手伝ってみることに…

「ハンマーが重かったけど、うまくできたと思います」

【金子啓次さん】
「漁に使われたり、観光に使われたりする『たらい舟』が、“昔のまま”だということを知ってもらいたいなと思う」

自分たちも協力して作った『たらい舟』に、子どもたちは目を輝かせていました。














