今年7月、福岡県久留米市で軽乗用車がスポーツカーに追突され、小学生と祖父母が重傷を負った事故の裁判。

スポーツカーを猛スピードで運転したとされる男が、初公判で起訴内容を認めました。

送検される野田被告

危険運転傷害の罪に問われているのは住居不定の無職、野田隆徳被告(46)です。

起訴状などによりますと、今年7月、久留米市で制限速度50キロの国道を時速122キロの速度でスポーツカーを運転し、軽乗用車に追突。
小学4年生の男の子とその祖父母に重傷を負わせたとされています。

16日の初公判で野田被告は、「間違いないです」と起訴内容を認めました。

検察側は「被告は事故の前、時速147キロで走行した。追い越し車線に変更後、急ブレーキをかけず追突した」などと主張
一方、弁護側は起訴内容について争わない姿勢を示しました。