気象庁は防災のための気象情報について、「警報」や「注意報」に加えて「危険警報」を新設するなど、来年5月下旬に大幅に刷新すると発表しました。
現在の防災気象情報は40種類以上にのぼり、「複雑でわかりにくい」と指摘されていることから、気象庁は「来年5月下旬から情報体系を大幅に見直す」と発表しました。
新たな情報体系では、「5段階の警戒レベル」に相当する情報の名称が大きく変わります。
情報名に「警戒レベル」が明記されるほか、災害ごとに「氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の4つにカテゴリー分けしたうえで、警戒レベルが高い順に「レベル5」の「特別警報」から「レベル2」の「注意報」まで、統一感のある名前に変更。
「レベル4」にあたる「特別警報」と「警報」の間には、「危険警報」が新設されるということです。
金子恭之 国土交通大臣
「新しい防災気象情報が国民の皆様の避難行動等に繋げていただけるよう、今後とも関係機関と連携し、しっかりと周知、広報に取り組んでまいります」
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