リニア新幹線の工事を巡る静岡県と大井川流域の自治体などの協議会が12月15日に県庁で開かれ、平木省副知事はJR東海のヤード整備に向けた今後の協定締結について「基準を満たす一定の水準に達している」と評価しました。
15日に開かれたのは県や大井川流域の自治体、利水団体でつくる大井川利水関係協議会です。
リニア新幹線の工事を巡っては、2025年8月、JR東海は県に対し静岡工区の作業基地となる「ヤード」の用地造成に向け協議や調整を要請していて、自然環境保全条例に基づく県との協定締結が必要です。
協議会では、JR東海からヤード整備の予定地での動植物の調査結果とともに、自然環境保全措置の方針が示されました。
<静岡県 平木省副知事>
「条例の基準を満たす一定の水準に達しているというような考えに至っているところです」
今後、県は、JR東海の関連法令の許可などの見込みが立てば、年明けにも協定を締結しヤード整備を認める見通しです。
注目の記事
「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】









