コメの出来栄えを示す「作況指数」に代わり、今年から導入された「作況単収指数」について、大分県内は基準値を上回る107で確定しました。
コメの作柄をめぐって農水省はこれまでの作況指数を廃止し、気候変動の影響などを反映した新たな指標「作況単収指数」を今年度から導入しました。
九州農政局によりますと、今年の県産米の作況単収指数は107と基準値を7ポイント上回りました。地域別では北部が108、湾岸が109、南部が105、日田が105となっています。

主食用の収穫量は前の年から1万500トン増え、9万2200トン、10アールあたりでは6パーセント増の488キロでした。作付面積も前の年より1100ヘクタール多い1万8900ヘクタールでした。
九州農政局は「6月下旬からおおむね天候に恵まれ、適度な降雨で粒の充実が良好だった」としています。














