社長は元エンジニア ノウハウを「コメ作り」に

1台200万円程度はかかる農業用ドローンの導入コストを削減するため、他の地元農家と共有で使うシェアリングサービスを提案するなど、地域の農業全体の底上げも実践し、表彰も受けています。

社長の辻󠄀さん、以前はエンジニアでした。それも、ロケットやレース用の自転車に使われる、超高精度の工業部品で知られるメーカーに勤めていたのです。

(辻󠄀さん)
「(エンジニア時代に)経験したノウハウを地域や食に使いたかった。コメ作りに興味があった。地形を活かしながらダイナミックに『ものづくり』ができる」