女子大生の両親の思い

亡くなった女子大生2人は、アルバイト先の友人どうしで、その日は福岡県から下関市の水族館に行き、岩国市の飲食店や錦帯橋に向かおうとしていたとみられます。

検察が証拠として提出した供述調書によると、軽乗用車を運転していた女子大生の両親は「娘は大学に通い、看護師になる努力をしていた。娘がしてくれたネイルをいまだに落とせないでいる」「怒りでどうにかなってしまいそう。絶対に許すことはできない。娘を返してくれ」などと述べています。

また、同乗していた女子大生の両親は「事故現場の高速道路を通るたびにつらく、涙があふれる」「遺体と対面し、本当の絶望を知った」などと述べています。