手のしびれの陰に潜む 心臓にも影響する要注意の病
<手根管(しゅこんかん)症候群>
手にしびれが現れる病気の1つが「手根管症候群」。手根管症候群とは、手首にある手根管という管の中で神経が圧迫され、しびれや痛みが起こる病気。工場やパソコン作業など手を多く使う仕事や、更年期の女性ホルモンの変化などが原因と考えられているそうです。
<手のしびれの陰に潜む要注意の病「アミロイドーシス」>
アミロイドーシスとは、アミロイドという異常なたんぱく質が全身の臓器や組織に沈着し、機能障害を引き起こす病気の総称。アミロイドが手首に溜まると「手根管症候群」になり、心臓に溜まると「心不全」を引き起こすこともあるので、注意が必要だそうです。
<専門医に相談しましょう>
手のしびれや痛みに加え、むくみ・息切れ・動悸・倦怠感などがある場合は、アミロイドーシスの可能性があるそうです。循環器の専門医に相談してみてください。
手の悩みは専門医に相談しましょう
手の違和感を感じたら、専門医に相談してみましょう。日本手外科学会所属の医師は約3400名おり、全国に約450の手の外科専門の病院もあるそうです。
(2025年12月14日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)














