すべての年代の自衛官の基本給引き上げなどを盛り込んだ防衛省職員給与法の改正案が衆議院本会議で可決されました。

防衛省職員給与法の改正案では、民間給与との差を解消するため、全ての自衛官の基本給を引き上げることにしています。

具体的には、いずれも月額で▼高校を卒業した「2士」が1万4900円増加し23万9500円に、▼自衛官候補生が1万1500円増加し19万500円にするなどとしています。

改正案はきょうの衆議院本会議で採決がおこなわれ、与野党の賛成多数で可決されました。

改正案は今後、参議院でも審議され、成立すれば、ことしの4月1日にさかのぼって支給されることになります。