気象庁によりますと、14⽇は北⽇本から⻄⽇本にかけて、15⽇は北⽇本を中⼼に荒れた天気となるおそれがあります。【雪と雨のシミュレーションを画像で掲載しています】。

11日は、低気圧が発達しながら北日本を通過し、寒冷前線が本州付近を南下するでしょう。
また、12日にかけて、上空の寒気を伴った気圧の谷の影響を受ける見込みです。北日本から西日本では、低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう。

北日本から西日本では、12日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

また、14⽇ごろから15⽇にかけて、別の低気圧が発達しながら⽇本付近を北東に進む予想です。
このため、14⽇は北⽇本から⻄⽇本にかけて、15⽇は北⽇本を中⼼に荒れた天気となり、低気圧の発達の程度等によっては、⼤荒れ、⼤しけ、⾼潮、警報級の⼤雪となるおそれがあります。
なお、東京では13日の最高気温が9度と、真冬並みの気温が予想されています。
13日夜は東京でも、多摩地方を中心に雪の降る可能性があります。
ただ、寒気の強さや低気圧の通過する位置によって、予報が大きく変わることもありますので、今後の情報に留意してください。