アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、3会合連続となる政策金利の引き下げを決めました。
FRBは10日、金融政策を決める会合を開き、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。労働市場を下支えするための3会合連続の利下げで、政策金利の上限は3.75%となります。
ただ、12人の出席者のうち▼2人は金利の据え置きを、▼1人は0.5%の大幅な利下げを主張して決定に反対票を投じていて、FRBの中で意見が分かれていることが浮き彫りになりました。
また、FRBは今後の政策金利の見通しを示し、来年、2026年の利下げは1回にとどまると見込んでいます。
FRB パウエル議長
「我々は経済の動向を見極めるのに良い状態にある」
パウエル議長は、これまでの利下げで政策金利が経済の過熱や冷え込みを招かない水準になったとの認識を示し、今後の追加利下げは慎重に進める姿勢を示しています。
一方、ニューヨーク株式市場では、利下げを受けて金融株を中心に幅広い銘柄が買われ、ダウ平均株価の値上がり幅は一時、600ドルを超えました。
結局、前の日に比べて497ドル46セント高い、4万8057ドル75セントで取引を終えました。
アメリカ トランプ大統領
「彼(パウエル)は小幅な利下げをした。少なくとも2倍の利下げはできただろう」
一方、トランプ大統領はFRBが決めた0.25%の利下げは小幅だと批判し、より大幅な利下げをすべきだったと主張しました。
注目の記事
俳優・宇梶剛士さん 暴走族を経て少年院へ入った過去…「人を信じるには心の力がいる」社会復帰に向けて学ぶ少年たちに〝渡した〟思い

【ヒグマ撃退】覆いかぶさるクマに"鼻パンチ"か 78歳男性が語る生還劇「口が開いて噛もうと…ヒグマに殺される」北海道士別市

「遭難する人は自信過剰なんですよ」閉山中の富士山で相次ぐ無謀な登山 2248回登頂の「ミスター富士山」實川欣伸さんが指摘する危険性

「パパ、どうして僕は死んじゃったの?」朝食抜きでインスリン注射し運転…9歳息子を奪われた父親が訴える「これは事故ではなく犯罪」禁固2年6か月の判決は「経費横領と同等」命の軽さに問う日本の交通司法【後編】

【住宅メーカーが工事放置】「費用持ち逃げされ連絡もなし…」社長の行方わからず全員退職 元従業員が語る内情「工事完成の保証なくても契約取るよう指示」専門家「犯罪としての立証難しい」

枕崎沖漁船転覆事故から1か月 亡くなった男性乗組員(22)の父「二度と犠牲者を出さないように」 海保は捜査進める 鹿児島









