旬な魚や野菜、花などを市場の担当者に紹介してもらう「市場で旬みっけ!」。
今回は「年取り魚」とも言われる「ナメタガレイ」です!

肉厚で、食べ応えのある煮付け。
年末になると食べたくなるナメタガレイです。


おいしい冬の味を求めて、今回も市場へ!

松井綾乃アナウンサー「教えてくれるのは、鮮魚担当の山下明彦さんです。」


新鮮なナメタガレイを見せてもらいました。

松井アナ「思ったよりも大きいのと、ぬるぬるしていますよね」
山下明彦さん「ぬめりが多いのは鮮度がいい証拠なので」


福島県内では、相馬市などで水揚げされるナメタガレイ。北海道や三陸などでも多く獲れるそうです。

松井アナ「今年はどうですか?」
山下さん「旬を迎えてきて入荷数量と身質も徐々によくなってきました」

ナメタガレイは、東北ではおもに宮城や岩手で大晦日に食べると縁起が良い「年取り魚」として親しまれています。


卸売価格は1キロ1500円ほどと、例年のこの時期よりも少し高めですが、今後の水揚げ量次第で年末には例年並みになることも期待できるといいます。

一匹まるまるも立派ですが、買うときには切り身になっていることがほとんどですよね。

目利きのポイントは?


山下さん「まずは切り身の大きさ。大きめに切られているのがやはりポイントですね。あとナメタガレイはさきほど言ったようにぬめりに特徴があるので、ぬめりに透明感があるものを選んでいただければおいしいナメタガレイが食べられると思います」

ところで!

カレイとヒラメは見た目が似ていますが、向いている調理法は正反対です。