静岡県東部地域の活性化策を提言するサンフロント21懇話会の全体会が12月9日、三島市で開かれ、アメリカの政治外交をテーマにした講演が行われました。

サンフロント21懇話会の全体会には会員約110人が参加し、主催者を代表して静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長が挨拶しました。

大須賀社長は「今年の6月、創立30周年の記念総会を開催できたのも、皆さまのご支援、ご協力のお陰です。今後も地域の活性化に資するよう、研究や提言活動に取り組みます」と述べました。

記念講演ではアメリカ現代政治を専門とする上智大学の前嶋和弘教授が登壇しました。

前島さんはトランプ大統領について、世界に供給されるレアアースの大部分を中国が占めるため、中国との関係を重視していると指摘。

高市総理の“台湾有事発言”で日中関係が悪化しているが、米中の接近で日本の立ち位置が影響を受ける可能性などを解説しました。