JRの列車内で懸垂をする人物。北村貴寿・長崎県議です。動画がSNSで拡散したことを受け、14日謝罪会見をおこないました。北村県議は「高校の同窓会で飲酒後、帰宅途中に“懸垂”した」と説明。記者会見では「記憶が定かではない」と繰り返しました。
■飲酒後に列車内で“懸垂”の長崎県議 過去の飲酒運転も認める

12月10日、列車内で懸垂をしていた自民党の北村貴寿長崎県議会議員が14日に記者会見を行いました。
北村貴寿長崎県議
「列車内で手すりにつかまって懸垂運動を行いました。大変申し訳ありませんでした」

ーーどうして懸垂したのか
北村県議
「本当になぜ私がそういう行動に至ったのか、大変お恥ずかしい話ですが記憶が定かではございませんで」

北村県議は12月10日、高校の同窓会に参加。ビールなど3~4杯を飲み、午後10時ごろ帰宅中の列車内で懸垂したということです。

ーー懸垂した記憶はあるか
北村県議
「懸垂をした…言われてみればそういうことをやったかもなという当時の記憶は明確でないというか…ただ私も動画を見て、自分の持っている服はわかるので、明確にこれは自分だなと」
記憶は不明確なものの、動画に映っている服で自身だと判断したと言います。
ーー(動画が)話題にならなければ謝罪にいたらなかったのか
北村県議
「そうですね…行為をしていたこと自体が記憶が定かではなかったという部分で…」
JR九州は『お客様の迷惑につながるような行為は控えてほしい』としています。

さらに記者会見では、北村県議が『過去に飲酒運転をしたことがある』という内容をブログに投稿したことも指摘しました。(※現在ブログは削除)

ーー実際に(飲酒運転)していたのか
北村県議
「2002年頃に(飲酒運転が)厳罰化されたと思いますが、それ以前に私が飲酒運転をやった記憶はあります。相当前の話になるので正確にお答えできない状況です。ただ複数回はやっていると思います」
北村県議は、自身の進退について『今後検討する』としています。














