24時間無人で営業するホームセンターの「小型店」が登場しました。狙いはどこにあるのでしょうか?

埼玉県内の駅前に建てられたコンビニのような店舗。ところが、中に入ってみると…

記者
「食品などが並ぶ一方で、テープやドライバーなど工具もずらっと並んでいます」

接着剤や電球、日用品など、厳選されたおよそ1200商品が揃った店内はまるでミニホームセンター!

ここはカインズが初めて、あさってオープンする24時間営業の無人の「小型店」なんです。

入り口ではLINEに登録し、決済手段を選択するだけ。QRコードをかざすと入店できます。

売り場では天井に設置されたAIカメラが商品や客の動きを認識し、自動で決済される仕組みです。

それにしても一体なぜ、大型が定番のホームセンターが「小型店」を出すのでしょうか?

カインズ 高家正行 社長CEO
「(大型店は)なかなかこれ以上、都市部に出していくのは難しい。より都市に近いところにお客様との接点をつくるために、これからも『小型店』は取り組んでいく」

いまや出店の余地が減少し、好立地が争奪戦にもなる都心エリア。先月には九州地盤のディスカウント大手トライアルも「小型店」で東京に初進出していて、“小さな”店は新たな潮流となりそうです。