ライブ配信アプリ「Pococha」で配信しているライバーが所属する事務所と結んだ契約で活動を制限されていたとして、公正取引委員会が事業者に注意を行いました。
注意を受けたのは、ライバー事務所を運営する、▼AEGIS GROUP、▼Colors、▼321、▼WASABIの4社です。
公正取引委員会によりますと、4社が所属する「ライバー」と結んだ契約の中に「事務所退所後、一定期間ライブ配信をしない」などの項目を入れて活動を制限していたということです。
この契約を結んでいたライバーは、4社であわせておよそ3万人にのぼると見られ、公取委が独占禁止法違反につながるおそれがあるとして、きょう、4社に注意を行いました。
公取委は、芸能界で事務所が所属する芸能人の移籍を妨害するなどの行為が相次いだことから、今年9月に「芸能事務所が採るべき行動」などの指針をまとめ、公表していました。
今回、広くエンタメ業界の取引の適正化を図るために事業者名を公表したとしています。
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