新潟県新発田市の小中学校で8日、普段とは違うコメが給食で提供されました。
農薬を使わずに育てられた有機米です。そのお味は?
「人が集まりやすくてすぐ目に入るようなところに、ポスターを貼るといいとおもう…」
新発田市の川東小学校5年生の授業で、子どもたちが話し合っているのは「どうしたら有機米の生産者を増やせるか?」についてです。
新発田市は環境への配慮などから、有機米の栽培に3年前から力を入れています。
ただ現在、市内の生産者は8人・販売量は34トンほどで、地元の子どもたちにも有機米について知ってもらおうと授業が行われました。
「農家アイドルをつくる」
「市長さんにアイガモの着ぐるみを着てもらう」
など、さまざまなアイデアを出し合った授業で学んだ後は、給食の時間。
この日の新発田市内の小中学校では、有機米の給食が一斉に提供されました。

「モチモチしているけど、飲み込むときにスムーズで食べやすい」
「どんどん有機米を作って、美味しいおコメをつくってほしい」
児童たちにも有機米は大好評で、ごはんのおかわりに列ができるほどです。
「親に伝えたり、おばあちゃんとかに知らせたりして、有機米は『おいしいよ』と伝えたい」
新発田市は、子どもたちから出たアイデアをヒントに今後も有機米の普及拡大に向けて取り組みたいとしています。














