再審法の改正を目指す議員連盟の総会が12月8日、東京都内で開かれ、袴田巖さんの姉・ひで子さんが出席しました。
<袴田ひで子さん>
「弟が47年7か月頑張ったということを、国会議員のみなさまのお力でなんとか再審法改正を成立させていただきたい」
8日に衆議院第二議員会館で開かれた再審法の改正を目指す超党派議員連盟の総会。袴田巖さんの姉・ひで子さんも出席しました。
再審法の改正をめぐっては、法務省の法制審議会で議論が進んでいるものの、冤罪被害者側が求めている「証拠開示の範囲を限定しないこと」「検察官による抗告を禁止すべき」という2点が反映されていません。
総会では、この2点を反映させた議員立法を法制審議会の案より早く審議入りさせるために何ができるか意見交換がなされたほか、ひで子さんは「証拠開示されたことが無罪判決に向け、大きな後押しになった」と話しました。
<袴田ひで子さん>
「法制審議会も急いでいるようなので、国会でも頑張ってもらいたい」
議員連盟は、議員立法案を今会期中に審議入りしてもらうよう要請していきたいとしています。














