島根県出雲市の陸上自衛隊出雲駐屯地は8日、所属する3等陸曹(30代)が、許可された日時までに駐屯地に帰らず2週間にわたって無断で行方をくらましていたとして、停職13日の懲戒処分にしたと発表しました。
この3等陸曹は、今年5月25日が休みで当日中に駐屯地に戻ることになっていましたが、許可された時刻までに帰らず行方が分からなくなりました。
連絡も取れず隊員が捜していた所、2週間後の6月7日に発見、保護され、「個人的な悩みと業務への不満があった」と動機を説明していたということです。
3等陸曹は、機動戦闘車を装備する第13偵察戦闘大隊で補給に関する仕事に携わり、保護された後は業務を続けていましたが、懲戒処分を受け依願退職する意向を示しているということです。
なお出雲駐屯地では、3等陸曹の性別や採用時期などは公表しないとしています。














