タイ国籍の当時12歳の少女が都内のマッサージ店で違法に働かされていた事件で、警視庁はこの店の経営者の男について、自身に対してもみだらな行為をさせたなどとして追送検しました。
追送検されたのは、東京・文京区のマッサージ店経営・細野正之容疑者(51)で、タイ国籍の少女(当時12)に対し、18歳未満かどうか必要な確認をせずに、店の個室で自身に対してみだらな行為をさせた疑いなどがもたれています。
警視庁によりますと、細野容疑者は容疑を認めているということです。
少女は「断ったら追い出されてしまうかと思い、従うしかなかった」と話していて、今年6月末からのおよそ1か月半で70人ほどを接客させられていたとみられています。
少女を店に紹介した母親は現在、台湾当局に拘束され、警視庁とタイ警察は母親の逮捕状を取得しています。捜査当局によりますと、母親は今月中にも日本かタイに移送される見通しだということです。
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