香港の議会にあたる立法会の選挙の投票が始まりました。159人が死亡しているマンション火災の影響で延期も取りざたされていましたが、予定通り実施されています。

けさから始まった4年に1度行われる香港の立法会選挙の投票。

立法会選挙は4年前に中国政府主導で制度が変更され、定数は70から90に増えましたが、市民による直接投票の枠は35議席から20議席に減少しています。

また、立候補するには政府機関による“愛国者”の認定などが必要で、政府に批判的な民主派は事実上排除されることになり、親中派の議席独占が確定しています。

今回の選挙をめぐっては、159人が亡くなっているマンション火災を受けて延期も取りざたされていましたが、予定通り実施されました。

投票は、現地時間の午後11時半に締め切られます。