飛騨地方の正月を彩る「花もち」作りが、岐阜県高山市で最盛期を迎えています。

花もちは花に見立てた紅白の餅を、木の枝に巻き付けたもので、冬に花が少ない飛騨では正月の飾り物として、古くから親しまれています。
高山市江名子町の作業場では先月中旬から作業が始まり、地元でとれた餅米で作った紅白の餅を幅1センチほどの短冊状に切り、ひび割れを防ぐため餅をのばさないよう気をつけながら、一つずつ枝に巻き付けます。
それぞれの家庭に合うよう大きさも様々で、1本数千円から数万円の豪華なものまであります。
花もち作りは今月25日ごろまで続き、東海地方をはじめ関東や関西などにも出荷されます。

















