中国の習近平国家主席はきょう、北京を訪問しているフランスのマクロン大統領と会談。中国外務省によると、習主席は高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁などを念頭に、「両国は歴史の正しい側に断固として立つべきだ」と主張しました。

台湾問題でフランスの理解を求めるとともに、日本に圧力をかける狙いがあります。

これに対し、マクロン大統領は「フランスは対中関係を重視し、一つの中国政策を堅持する」と述べ、中国の主張に理解を示したということです。