福岡県警は4日、捜査用のSDカードなどを紛失したことを明らかにしました。

中には容疑者などの写真のデータが保存されていたということです。

警察によりますと先月15日、久留米警察署の30代の男性巡査長が、キャビネットから交通捜査に使うデジカメとSDカードを持ち出しました。

しかし、男性巡査長は持ち出したまま返却することを忘れ、2日実施された定期点検で紛失が判明したということです。

SDカードには、無免許運転の事件の容疑者や関係車両が映った、17枚の写真のデータが保存されていました。

福岡県警は紛失が判明したあと、容疑者などに謝罪したということで、今回の事案について「重く受け止め、業務管理や指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

福岡県警では去年11月にも、粕屋警察署で捜査に使うおよそ160枚の写真が入ったSDカードを紛失する事案が起きています。