ロシアとウクライナの和平計画をめぐり、ウクライナの代表団が再びアメリカを訪問し、ウィットコフ特使らと協議する見通しとなりました。

ゼレンスキー大統領は3日、国民に向けたビデオ演説で、ウメロフ国家安全保障・国防会議書記ら和平交渉にあたる代表団がアメリカでウィットコフ特使らと協議するため、準備を進めていると明らかにしました。

AP通信は、4日に南部フロリダ州のマイアミで協議が行われると伝えています。ウクライナの代表団は先月30日にアメリカで協議を行ったばかりです。

ゼレンスキー氏は、和平計画をめぐる協議は「全てが効果的に進んでいる。今、世界は戦争を終わらせる機会が到来したと感じている」と述べて、期待感を示しました。

ただ、2日にロシアで行われたプーチン大統領とウィットコフ特使らの会談は、5時間に及んだものの妥協に至っておらず、ウクライナとアメリカの協議で合意に向けて進展するのかは不透明です。