2025年6月、高知県土佐市の小学校で、女子児童に同意なくわいせつな行為をし盗撮した罪などに問われている元小学校教諭の男の裁判が、2日に結審し、検察官は男に対し「拘禁刑3年6か月」を求刑しました。

起訴内容によりますと、大阪府大阪市の元小学校教諭の男(24)は2025年6月、当時勤務していた土佐市の小学校で、ペン型のカメラを使い女子児童の下着を引っ張って下着の中などを盗撮したほか、別の日には更衣室にモバイルバッテリー型カメラを設置して児童の着替える様子を盗撮した罪などに問われています。(性的姿態等撮影、児童ポルノ禁止法違反)

10月に開かれた初公判で、被告は起訴内容を全て認めています。

2日の裁判では、証人尋問と被告人質問が行われ、男が犯行に至った動機や経緯などを述べました。