先月、群馬県の児童相談所で男性職員が複数の児童をスリッパで叩くなどの虐待行為があったことがわかりました。

「本当に申し訳ございませんでした」

先月、群馬県内の児童相談所で宿直業務にあたっていた60代の男性職員が児童の頭などをスリッパや平手で叩いたとして、きょう、県は会見を開きました。

児童福祉課によりますと、被害が確認されているのは小学生から中学生の4人で、ほかにも1人が警察に相談していて、いずれもけがはないということです。

被害を目撃した児童が職員に相談したことで発覚しました。

男性職員は聞き取りに対し、「じゃれ合いの一環で、子どもに対して悪意はない」と話しているということです。男性職員はすでに業務から外されていて、児童福祉課は今後、男性職員の処分を検討するとしています。