熊本市の大西市長は、給食費の無償化について、来年(2026年)4月の開始を目指す考えを示しました。
熊本市 大西一史市長「今後示される予定の国の制度設計を精査したうえで、令和8年(2026年)第1回定例会で市の対応案を示したい」
これは今日(12月2日)の熊本市議会一般質問で答弁したものです。
熊本市の給食費の保護者負担は、現在、小学校で年間 約4万7000円、中学校と特別支援学校で約5万7000円です。

これについて大西市長は、小中学校と特別支援学校で来年4月から無償化したい考えを示しました。
ただ、無償化には年間 約35億円が必要で、安定的な財源の確保が課題となっています。
一方で国は来年4月から公立小学校の給食費無償化を検討しています。
来年度の予算編成にも影響することから、大西市長は国に苦言を呈しました。

大西一史市長「4月に向けていろいろな準備をしなければいけない。その意味では、かなりタイトなスケジュールの中で考えざるを得ないので、非常に困惑している」













