「あなたに事件の容疑がかかっている」などとうその電話で、山口県宇部市の女性(80代)が、現金500万円をだまし取られました。
警察によると、先月5日ごろ、女性の自宅に郵便局員や警察官を名乗る男から電話があり、「別の者があなた名義の通帳を持っていた。あなたに事件の容疑がかかっている」「お金の流れを見ないといけないので、毎日ATMでお金を引き出して、引き出したお金をまとめて玄関先に置いてほしい」と言われました。
話を信じた女性は30日、自宅の玄関先に封筒に入れた現金500万円を置いたところ、何者かが持ち去り、だまし取られました。不審に思った女性が、同居する家族に相談して被害が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、警察を名乗る人物から「お金を調べる必要がある」「現金を玄関に置いてほしい」などの電話があったときには詐欺を疑い、通報するよう注意を呼びかけています。














