次世代を担う備前焼の作家で結成された「備前育陶会」の作品展が倉敷市で始まりました。


やわらかな曲線の器に生けられた花が映えます。「備前育陶会」は後継者育成のため設立された「備前陶芸センター」を中心に備前焼の伝統の技を受け継いだ作家のグループで、結成から38年になります。

会場には伝統的な技法から現代的な作風まで、26人の会員と顧問会員5人によるおよそ240点が展示されています。

(備前育陶会 竹崎典泰会長)
「出品している作家のそれぞれの土への向き合い方とか焼き方の違い、そういったものを見比べて感じていただけたらと」

作品展は今月(12月)19日まで天満屋倉敷店で開かれていて、17日には生け花のパフォーマンスも行われます。