答弁の「事実上の撤回」も中国政府の反発続く

高市総理は26日、初めての党首討論にのぞみました。
立憲民主党の野田代表は、台湾有事をめぐる発言について質しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「改めてなぜこうした発言をされたのか」

高市早苗 総理大臣
「政府のこれまでの答弁をただもう一度、もう一度と繰り返すだけでは、場合によっては予算委員会(の審議を)を止められてしまう可能性もあるので」
「具体的な事例を挙げて聞かれたので、その範囲で私は誠実にお答えをしたつもりです」

どういうケースが「存立危機事態」になるかについては、政府見解を繰り返して“安全運転”に徹しました。

高市早苗 総理大臣
「実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して、政府が全ての状況を総合して判断する」

立憲民主党 野田佳彦 代表
「経済政策についてお尋ねしたいと思いますけれど」

台湾関連の質問が終わると、総理は天を仰ぎ見ました。

質問した野田氏は...

立憲民主党 野田佳彦 代表
「具体例を言わなくなったということは、事実上の撤回をした、というふうに受け止めさせていただきました」

しかし、中国側は「撤回」とは受け取っていません。

中国外務省 郭嘉昆 報道官(27日)
「誤った発言を二度としないことと、撤回することは別のことだ」