ことし5月、愛知県田原市の住宅で、70代の夫婦が殺害された事件で、16歳の孫が殺人の罪で起訴されました。
起訴状によりますと、田原市の16歳の少年はことし5月、自宅で同居する75歳の祖父と、72歳の祖母を包丁で刺して殺害した罪に問われています。
少年は逮捕後の警察の取り調べに「祖父母が両親に指図したり、両親と口論したりしているのを見聞きするのが嫌だった」と供述していました。

名古屋地検岡崎支部は少年を家庭裁判所に送りましたが、家庭裁判所は「強い殺意に基づく一定の計画性を持った極めて悪質な犯行」として、刑事処分が必要と判断し、少年の身柄を検察に送り返していました。
少年は今後、成人と同様に裁判員裁判を受けることになります。















