山口市の無形文化財「徳地手すき和紙」を使って28日、地元の小学生が卒業証書を作りました。
山口市徳地地区の島地小学校では、約800年の歴史をもつ徳地手すき和紙を使った卒業証書を毎年、作っています。

今年は卒業予定の2人が指導を受けながら紙すきに挑戦しました。

水と原料のミツマタをかき混ぜ、そこに繊維を均一に分散させるトロロアオイの根から抽出した粘液を加えました。続いて桁を上下左右に揺らしながらすくい取り、紙の層を作りました。最後に湿った紙を重ね、脱水したあと乾燥させたら完成です。
児童
「ほかの学校ではあまりできないような体験ができて、とても楽しかったです」
児童
「その証書を持って卒業できることをうれしく思っています」














