海外への販路拡大を目指した取り組みは5年目を迎えました。
宮城県山元町や大崎市などで収穫されたサツマイモが香港に向けて輸出されました。

宮城県山元町高瀬の農業法人「やまもとファームみらい野」では11月28日、箱詰めされた「紅はるか」と「シルクスイート」の2種類のサツマイモが大型トラックに積み込まれました。

この農業法人は、2021年から東北経済連合会などと連携しサツマイモを香港に輸出していて、2024年からは宮城県大崎市や栗原市などで収穫されたイモも扱っています。

輸出されるサツマイモは国内で流通するよりも小さい60グラム程度のサイズで、2025年は夏に雨が少なかったことから収穫量が3割ほど減りましたが味は良いということです。

やまもとファームみらい野・馬場 仁・常務取締役:
「日本のおいしい芋をぜひ味わっていただいて、家庭の団らんになればいいかなと」

11月28日に出荷されたのは約5トンで、仙台港から海上輸送で香港に送られ12月中旬から現地のスーパーなどで販売されます。


サツマイモの輸出は2026年2月下旬まで続き、2024年より10トン多い約50トンの出荷を見込んでいます。














