宮城県色麻町議会の議長が職員に対しパワハラ行為をしたとして、議会で不信任決議案が可決されたことについてです。

議長は11月28日、根拠が不十分なまま不信任が決議された疑いがあるとして、議会に質問状を提出しました。

質問状を提出したのは宮城県色麻町議会の天野秀実議長です。
議会事務局によりますと、天野議長は2025年8月の議会運営委員会で50代の男性事務局長に対し、書類を机に叩きつけ「日程がある度に電話をよこしなさい」などと発言しました。

こうした言動がパワハラ行為にあたるとして、一部の議員が9月議会で議長の辞任を求める不信任決議案を提出し可決されています。

11月28日に会見した天野議長は「議会は被害者から聞き取りをしておらず不信任とする根拠が不十分なまま決議された疑いがある」と主張。

・パワハラ行為と判断するにあたりどのような調査をしたのか
・第三者による確認はあったか
など11問の質問状を議会に提出し12月25日まで回答するよう求めています。

宮城県色麻町議会・天野 秀実・議長:
「決議についてはかなり主観が入っていると理解している。事実ではなく私の人格や人間性そのものを批判している文言が入っている」

町議会はtbcの取材に対し「副議長などと協議し適切に対応したい」とコメントしています。














