事件や事故が多くなる年末を前に28日、福岡県糸島市で年末特別警戒の出発式が実施されました。

糸島市交流プラザで開かれた年末特別警戒の出発式には、警察や防犯団体などのおよそ240人が参加しました。

出発式の中で糸島警察署の梶原浩幸署長が、「飲酒運転は依然として撲滅に至っておらず、ニセ電話詐欺の被害も過去最悪のペースで増えている。一丸となって対策に取り組んでいきたい」とあいさつしました。
福岡県内のニセ電話詐欺の被害は10月末までにおよそ45億円に上っていて、前の年の同じ時期と比べると、3倍以上となっています。

糸島警察署 生活安全課 新井貴洋 課長
「年末になりますと、人や車が活動する機会が多くなりますので。地域のみなさま方にもご協力いただいて、警戒活動を行ってまいります」
糸島署の年末の特別警戒は、12月26日までで、関係機関と協力しパトロールの強化などを実施することにしています。














