この猫カフェの特徴は、保護猫がいることだけではありません。

みっしゅまっしゅ 恵本浩史 代表
「ここが障害者の方がお仕事をしてもらう場になっています。猫グッズ製作とか、ここでしてもらってます」
今年3月まで市の職員だった恵本さんは、ケースワーカーとして障害者の支援に携わっていたこともあります。
ボランティアで保護猫の活動をしていたこともあり…
みっしゅまっしゅ 恵本浩史 代表
「正直辞めるという決断はなかなか難しかったのはあるんですけれども、やっぱり障害者の方の支援とか保護猫の支援というのをやってみたいというのがあって」
こうして、保護猫カフェであり、障害者の就労を支援する福祉事業所「Nekonowa」が誕生しました。

ひとりひとりの得意なことを伸ばす就労支援を心がけていて、現在11人が事業所を利用しています。
猫カフェで販売するグッズの作成だけでなく、猫たちの世話も、支援を受けている人たちが行います。
支援学校に通っていて現場実習で来た高校生
「将来はまだ決まってないんですけど、猫のお世話の人とかそういう人になりたいなって思いました」
みっしゅまっしゅ 恵本浩史 代表
「保護猫活動もそうですし、障害者の方の支援もそうなんですけど、続けることが大事だと思ってるので、猫が1匹でも幸せになって、障害者の方も楽しく通える場所、長く続けたいと思ってます」

運営会社の「みっしゅまっしゅ」とは「ごちゃ混ぜ」という意味。人も猫も…、みんなが輝く癒やしの場となるように。恵本代表の思いが、「みっしゅまっしゅ」な幸せの輪を広げつつあります。














