新潟県新発田市にある陸上自衛隊 新発田駐屯地に所属する20代の隊員2人が同僚や部下の隊員を暴行したとして、停職の懲戒処分を受けたことが分かりました。
陸上自衛隊 新発田駐屯地によりますと、第30普通科連隊に所属する3等陸曹(24)は、2023年9月27日と去年10月4日に駐屯地内で部下の隊員を指導する際、胸ぐらをつかむなどの暴行を加えたということです。被害に遭ったのは、それぞれ別の隊員でした。
また、2等陸士(20)は去年7月17日に駐屯地で同僚隊員を足蹴にするなどの暴行を加えたということです。2等陸士は「かっとなった」などと話していたということです。
陸上自衛隊は11月28日付で、3等陸曹(24)を停職31日、2等陸士(20)を停職6日の懲戒処分としました。
第30普通科連隊長の郡山伸衛1等陸佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたことを重く受け止めています。今まで以上に隊員の服務指導を行い、隊員ひとりひとりのハラスメント根絶意識の強化を図り、ハラスメントを一切許容しない組織の構築を強く推進してまいります」とコメントしています。














