高速道路の利用が増える年末年始を前に、青森県八戸市の高速料金所で現金強奪を想定した防犯訓練が行われました。

八戸自動車道八戸料金所で行われた訓練には、NEXCO東日本の職員や警察官など約40人が参加しました。

訓練は、客を装った強盗犯が道を尋ねるふりをして料金所の職員を凶器で脅して人質にし、事務所内にあった現金を奪って逃走するという想定で行われました。

参加した人たちは、犯人が逃走する数分の間に緊急通報ができたかや、強盗犯の特徴や車のナンバーといったことを覚えられたかなど、警察の指導を受けながらチェックしていました。

訓練に参加した人
「これから年末年始にかかりますので、防犯カメラの機器の点検や通報装置の点検、あとカラーボールの準備などを再確認して、年末年始に向けて犯罪の多い時期でもありますので、備えていきたいと思っています」

NEXCO東日本によりますと、これまで県内の料金所で強盗事件は起きていないということですが、訓練を重ねて防犯意識を高めたいとしています。